世界の歴史の流れが分かる!教科書が苦手なら映画で学ぼう!【西洋篇 ~第1章 古代ギリシア】

映画で学ぶ

どうも、ビデオ屋さんのお兄さん”にっしぃ”です。

この記事では、映画で楽しく歴史を学ぶことを目的に、歴史の流れに沿って鑑賞したことのある作品をメインに紹介していきます。

まず今回は、世界史の西洋から始めていきたいと思います。


さっそくですが、世界史の教科書の初っ端と言えば、アウストラロピテクスやネアンデルタール人などの原人から始まりますよね。

この時代を設定している映画が無いことはないのですが、後に世界各地に文明が発達して以降を映画で追体験していこうと思います。

にっしぃ
にっしぃ

この時代の映画には、『紀元前1万年』や『2001年宇宙の旅』があるんだけど、完全にフィクションなんだよな~

まずは、世界四大文明やその他の文明がこちら。(国際的には「文明のゆりかご」という)

  • メソポタミア文明
  • エジプト文明
  • インダス文明
  • 中国文明(黄河文明)
  • メソアメリカ文明
  • アンデス文明
世界の6大文明地図

授業で習うのは上記くらいのものだが、文明の種類は世界各地に無数にあり、栄えては滅んでいくものもあります。

「目には目を、歯には歯を」で有名な、バビロンのハンムラビ王が生まれたのがメソポタミア文明です。

メソポタミア文明を含むオリエント文明(ヨーロッパから見て東方の文明という意味)の影響を受け、紀元前3000年頃に生まれた、エーゲ文明から物語を始めます。

第1章 古代ギリシア

時は紀元前1200年頃、エーゲ文明の後期ミケーネ文明でギリシア(アカイア)の民が、小さな国同士で争っていた。

同じくして、エーゲ海の向こうにトロイアという豊かで大きな国が栄えていた。

ある日、都市国家スパルタの王メネラオスの妻ヘレネとトロイアの王子パリスが恋に落ち、トロイアに連れ去るという事件が起きる。

これに怒ったギリシアの中心都市ミケーネの王アガメムノンが、ギリシアの各都市国家に招集をかけ、ヘレネ奪還のため大軍団を編成し、トロイアに全面戦争を仕掛けた。

『トロイ』

映画トロイのパッケージ

原題:Troy
製作年:2004年
製作国:アメリカ
上映時間:163分
監督:ウォルフガング・ペーターゼン

実はこの話、全能の神ゼウスが増えすぎた世界の人口を減らすために仕掛けたというギリシャ神話(詩人ホメロスの叙事詩「イリアス」)の終盤のお話。

なんせ主な登場人物たちは人間と神の子(半神)だし、ポセイドンやアポロンなど神々の力によって戦局が変わったりする。

本当に起こった戦争なのかは今も議論が行われているらしいが、実際にトロイアという国があったという痕跡や、この話が後のローマに通ずるところもあるので事実ということにする。

その他の同題材作品
  • 『トロイのヘレン』 1955年 ロバート・ワイズ監督
  • 『大城砦』 1962年 ジョルジョ・フェローニ

その後数百年間の時代、文字資料が乏しいことから暗黒時代と呼ばれているらしい。

暗黒時代を経て、時は紀元前8世紀頃。
ギリシア本土にアテネ(アテナイ)やスパルタ、オリンピアなど多くの都市国家(ポリス)が生まれた。

中でも、アテネでは完全民主制で国家を守るため全市民武装化、スパルタではスパルタ教育という言葉を残すほど、優秀な兵士を育てるため市民達に過酷な訓練を強いていたという。

一方そのころギリシアの東方では、ダレイオス1世アケメネス朝ペルシアという国を支配し、エジプトや現在でいう中東地方一帯を勢力下に置いていた。

そして紀元前499年、ペルシアの支配下にあった都市国家ミレトスが反乱を起こし、それをアテネが支援した。

強大なペルシア軍はこの反乱を鎮圧し、アテネの振る舞いを許さずギリシア本土に軍を進めることとなる。

紀元前492年~紀元前449年、3度にわたりアケメネス朝ペルシアとギリシアの連合軍がぶつかり合う。この一連の戦争がペルシア戦争である。

『300〈スリーハンドレッド〉』

映画300のパッケージ

原題:300
製作年:2007年
製作国:アメリカ
上映時間:117分
監督:ザック・スナイダー

『300〈スリーハンドレッド〉帝国の進撃』

映画300帝国の進撃のパッケージ

原題:300: Rise of an Empire
製作年:2014年
製作国:アメリカ
上映時間:102分
監督:ザック・スナイダー

1作目では、スパルタ兵300人vsペルシア軍100万(実際は20万ほど?)の激戦が行われた「テルモピュライの戦い」

2作目では、上記の戦いと並行して行われた「アルテミシオンの海戦」から「サラミスの海戦」までの歴史的大勝利を描いている。

その他に、勝利の報告のため40km以上休まず走りマラソンの語源となった「マラトンの戦い」やテルモピュライで全滅したレオニダス王部隊の復讐戦「プラタイアの戦い」にも軽く触れている。

その他の同題材作品
  • 『スパルタ総攻撃』 1962年 ルドルフ・マテ
  • 『マラソンの戦い』 1959年 ジャック・ターナー
ペルシア戦争後、ギリシアの都市国家は権力争いやペロポネソス戦争により徐々に衰退していくこととなり、戦争に敗北したペルシアも勢いを失い後にマケドニアにより滅ぼされる・・・。

話は変わるが、都市国家アテネには西洋哲学の基礎を築いた哲学者ソクラテスがいた。

そして、ソクラテスの弟子プラトンがアテネ北西部のアカデメイアに学園を開設し、さらにプラトンの弟子アリストテレスはマケドニア王家の家庭教師として仕えることとなる。

後にそのマケドニアの王となり、アケメネス朝ペルシアを滅ぼし、世界の果てに到達するべくインドまで侵攻したのが、アレクサンドロス3世(アレクサンドロス大王)である。

アレクサンドロス大王は、当時のギリシア人が考える世界の主要部(ギリシア、メソポタミア、エジプト、ペルシア、インド)を一つに繋いだ若き世界征服者であり、異文化の交流と融合を図りヘレニズム文化を築いた、歴史上において最も成功した軍事指揮官とされている。

しかし、インド遠征から帰省したのち熱病にかかり、「最強の者が帝国を継承せよ」と遺言し32歳という若さで崩御した。

『アレキサンダー』

映画アレキサンダーのパッケージ

原題:ALEXANDER
製作年:2004年
製作国:アメリカ
上映時間:173分
監督:オリヴァー・ストーン

アレクサンドロス大王は本作では毒殺されるが、劇中の語り手アンソニー・ホプキンス演じるプトレマイオスにより、「死因は熱病であった」と歴史書を改ざんするシーンがあったり、実は大王が男色家で幼馴染と恋仲であったりと、教科書では分からない”諸説あり”を楽しむことができます。

その他の同題材作品
  • 『アレキサンダー大王』 1956年 ロバート・ロッセン
  • 『アレクサンダー大王』 1980年 テオ・アンゲロプロス

さて、古代ギリシアにについてはここまで。

アレクサンドロス大王が亡くなる際、「最強の者が帝国を継承せよ」と遺言を残したため、配下の将軍たちの争いによりマケドニアの領土がどんどん分割縮小。

そしてついに、あの大帝国に滅ぼされてしまいます。


皆さん、この記事の最初に紹介した『トロイ』はもう観ましたか?
続きを読む前にぜひ鑑賞してみてください。

一夜にして滅んだトロイアから脱走した者たちがいます。

その中の王子パリスからトロイアの剣を受け取った男、その男こそ・・・。

▼次の章はこちら▼
第2章 ローマ帝国 ~すべての道はローマに通ず~

作品の配信チェック表(動画配信サービス)

作品名
トロイ
300〈スリーハンドレッド〉
300〈スリーハンドレッド〉帝国の進撃 
アレキサンダー
紀元前1万年
2001年宇宙の旅
トロイのヘレン
大城砦
スパルタ総攻撃
マラソンの戦い
アレキサンダー大王
アレクサンダー大王
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